夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、
何度オーディションを受けても落ちてばかり。
ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。
彼の名はセブ(セバスチャン)、
いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。
しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、
二人の心はすれ違いはじめる……。
『ラ・ラ・ランド』公式サイトより
とまあ、ストーリーはよくある話なのだけど
いざ怒涛のIMAXスクリーンで見たら、いろいろとすごい映画でした。
音楽がとても良く、ストーリーや映像や表情と一緒に輝いているシーンがてんこ盛り。
一部のお客さんが気持ち悪いと言っていた、おもしろいカメラの動きも好きでした。
ララランド(LA LA LAND)とは、
「陶酔境、恍惚、我を忘れた境地」「ハリウッド、ロサンゼルス」
を表すそうです。
in LA LA LANDで
「ボーッと」「自分の世界に入っている」の意味にもなるそうで、
私はこちらの方がしっくりくるかも。
映画が終わり、席を立つ人たちの感想を聞きながら、
見る人によって、いろんな感じ方があるなと思った映画でした。
手に入った夢はもう、自分のそばにある現実だけど
手に入らぬ夢には、素敵な事だけが溢れているのを
どう思い、どう行動するか、その時の自分にしか決められないんだろうな。
そしてミア役のエマ・ストーンは毛が短いチワワに似ている。